にゃーす!
オレ、シャコにゃん。
今日は昨日の出来事のはなし。
ねーちゃんはオレと一緒にベッドで
寝たいと前から言っていたんだ。
一緒に寝る条件はこの2つ。
真菌の完治、オレが誤飲等しないように部屋を綺麗に片付けている事。
ねーちゃん
「シャコにゃん、
今日一緒に寝ようね~」
待ってたぜー!
ついに、この日がキターーーーツ!
実はオレ、人間と一緒に
寝るの初めてなのさ。
トイレと水を持って、ねーちゃんの
部屋にレッツラゴー!
喜んでるのを悟られまいと、
いつも通りにシラーっと
していたんだけど、
喉がゴロゴロ鳴っちゃって…
ねーちゃんとママちゃんに
嬉しいのがバレちまったじゃねーか!
オレのバカ!バカ!バーカ!
ねーちゃんの部屋はオレが
リビングから脱走した時に
行く場所で何回か入ったことは
あるんだ。
でも、脱走禁止だから、
捕まらないよう一目散にベッド下に
潜り込んでいるから、部屋の様子を
見たのは初めてさ。
最初は借りてきた猫状態だったんだけど部屋を見渡せば、
タンス、勉強机、棚いっぱい…
じっとしてられっか?
高いところに登りたくなるのが
猫の習性、野性の本能さ。
登ったり、飛び移ったり、飾ってる物を落としたり、倒したり、
止まらないHa~Ha~状態よ、
わかる?
夢中になっていたら、突然
ねーちゃんに抱っこされ、
リビングに連れて行かれちまった。
ねーちゃん
「ムーリー!色んな所に
登っちゃうんだもーん、
おやすみ~、シャコにゃ~ん」
パパちゃん
「無理って!可哀想にシャコにゃん」
ママちゃん
「アハハ!連れて行って30分しか
経ってないわよ~
あんなに一緒に寝たいって
言ってたのにねぇ~
おにいちゃん、シャコにゃんと
一緒に寝る?」
にーちゃん
「いや、オレはいい」
なんだよー!
オレだってママちゃんが
作ってくれた、体にしっくりこない
布団で1人で寝る方がいいわい!
……と言ったものの……
オレ生後8ヶ月、人間だったら9歳位、やんちゃ盛りなのさ。
オレが1歳半くらい、
人間だったら20歳になったら、
行動が落ち着くらしいぞ。
1歳半になるのは来年の2月か…。
その頃、再チャレンジさせてくれ。
おとなしく寝るからさ。
オレが高いところを好むのは、
何より安全ってこと。
高いところってさ、
視野が広くなるから
みんなが何をしているか
一目で確認できるんだよ。
それに、高いところにいる猫は
強いって言われているし、相手より
優位に立てるのさ。
あとは、ノミ、ダニが体に寄生しないってのもあるな。
狭く薄暗いところも好きなんだよ。
薄暗いところってさ~
獲物が隠れていそうじゃん?
狩猟本能ってやつな。
狭いところも安全だし、
そっとして欲しい時には、もってこいの場所なんだぜ。
隠れていると、
みんな慌ててオレを探すんだけど、
息を潜めて、その様子を見るのも
実に面白い!
ママちゃん
「シャコにゃんがどこに隠れているかわかるように、首輪に鈴をもう1つ着けようかしら~」
断る、1つで十分だろ。
そういやぁ、
ママちゃん、キーケースに鈴を3つ着けていたな…
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