にゃーす！
オレ、シャコにゃん。
今日はカネヨシ君のはなし。
多肉植物に名前をつけて、
可愛がっているママちゃん。
葉挿しから増えた金のなる木には、
金好（カネヨシ）と命名。
ママちゃん
「グイグイ来るね～金好！
分かったわよ、待ってなさい♡」
ママちゃんの日々の暮らしの中での
楽しみの1つ、タニパト！
ママちゃん
「金好のお望み通り乗せたわよ。
期待しているからね」
カネヨシ君…
鉢に植え替えして1週間も経ってない。
まだ、根付いていないだろう。
人間に例えるなら、
首が座っていない状態…
なのに銭が乗せられてるぞ。
1歳になっていない子供に
餅を背負わせているようなもんだぜ。
ママちゃん
「さあ、俺に乗せろ！俺に賭けろ！
俺を信じろ！
って金好が言うのよ～」
パパちゃん、にーちゃん、ねーちゃん、
いない…
ん？オレに話しかけているのか？
ママちゃん
「声のする方を見たら
5円玉を乗せやすいように葉が
平らに開いて、
5円玉が通りやすそうな大きさの新芽！
こんなにも早く、
この日が来るなんて…」
「ニャー」
ママちゃん
「財布に昭和62年の5円玉…
運命を感じたの。
私の生まれ年……
なんちって！
20歳もサバ読んじゃったわ…えへ」
「ニャーニャーニャーハァ？ーーーー」
ママちゃん
「20歳のころのようなバブルが
私にやって来ますようにって
願掛けながら5円玉乗せたの」
「ニャーオーン」
想像力が豊かなのか、
空想壁、妄想癖なのか…気になるぞ。
でも、今はパパちゃん、
にーちゃん、ねーちゃんが
葉っぱにお金落ちていたよ、と
拾ってこないことを祈る。
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