にゃーす!
オレ、シャコにゃん。
今日はオレが皮膚真菌症、
猫カビに感染した時のはなし。
この家に来た翌日、
オレの健康状態を診てもらうため
パパちゃんとママちゃんに連れられ
病院に行ったんだ。
体のあちこちを触られ、口の中、
耳の中を見られ、診察室を暗くして
光を当てられたり、
ここまでは我慢できた。
体温測定、オレあれ大嫌い!
ケツに体温計入れるんだぜ~、
ケツにぶっすと!!
オレになんの断りもなく。
獣医がこんな感じなこと言ってたなぁ。
鼻水、垂らしているから猫風邪な。
くしゃみして、あおっぱな出るのは
細菌に感染してるからだぞ。
両耳、薄らハゲなのは皮膚真菌症、
簡単に言うとカビだ。
感染したところがハゲてくる、
これ、真菌の症状な。
真菌、人に感染すっからな、
皮膚が赤くポッチとなったら
皮膚科に行け!
真菌は猫あるあるだけど、
ちょいと厄介だぜ。
菌、増殖すんだわ~。
感染した動物の抜け毛、真菌が付着しているタオル、クッション、ブラシからも感染するからさ。
でも菌が付いた猫が全て
発症するわけじゃねぇんだ。
仔猫、老猫、免疫力が弱いと
感染しちゃうわけよ。
風邪、あおっぱな、真菌、耳の中が
汚れてるから、薬出すぞ。
治るといいな。
それから数週間後。
ねーちゃん
「顔と腕、真菌かも~」
パパちゃん
「俺もー」
ママちゃん
「どこ?」
パパちゃん
「乳首の横」
ママちゃん
「え?乳首の横?シャコにゃんの薬使っちゃう?」
ママちゃん、頼むから獣医が
言った通り皮膚科に行ってくれ。
ねーちゃん、皮膚科で診てもらったら、
やっぱ真菌だって。
ねーちゃん
「皮膚剥がされて検査されたー、
痛かったよ~」
痛い思いさせちまって、
すまねぇなぁ。
ママちゃん
「全員、感染する可能性が高いから
多めに薬を処方してもらったからね~、
シャコにゃんと同じ薬かと思ったら、
違ったわ~、
水虫の薬なのね、真菌って。
私が一番最初に感染しなくて良かった~、
パパみたいに乳首の横が真菌になっていたら、
皮膚剥がして検査する為に乳首出さなといけないでしょ、
出したくないわよ、皮膚科で乳首」
この会話の数日後、
にーちゃんは顔と腹、
ママちゃんは背中と顔に感染。
オレは4か月位で完治、
家族のみんなは2~3週間で完治。
猫たちに告ぐ!
円形ハゲを見つけたら、ペロペロせず
早く病院に行くべし!
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